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【コラム】初心忘れるべからず~新入社員教育~

2016.11.24

今年の9月、弊社に新入社員が入社致しました。

(フレッシュな20代の新人(女性)が未経験分野の人材業界に飛び込んできてくれました!)という事で、
現在は新入社員教育まっただ中!

入社以降、教育プログラムに従い段階的にOJTを施し、
会社・業界の雰囲気にも少しずつ慣れてきた様子の彼女。

日々、新しい情報のインプットに奮闘しながらも、着実に成長してくれています。

そんな彼女とのコミュニケーションの中で、毎日のように自問自答することがあります。

私が彼女に「分からない事は、すぐに調べる!
今、勉強するか・しないか...日々の積み重ねが、将来の自分を作るんだよ!」
「1年、3年、5年後...自分がどんな"人財"になっているかは、今の自分の努力で決まるんだよ!」なんて、
少々、先輩風を吹かせて格好の良い事を話した時の彼女の表情を見ると...
(神妙な面持ちで真剣にメモを取っていました。)
そのメモを取っている彼女の姿を見た時、ハッとしました。

こういう事を伝えていながら、はたして現在の自分はどうなんだろう?
彼女のような真摯な姿勢で仕事に向き合っているだろうか...と

新入の社員教育を担当した方々が「人を育てながら、自分の振り返りにもなり、自分も成長する」
とよく言うのは、まさにこういう事なのかもしれません。

【初心忘れるべからずです】

新人や後輩に、あれこれ指導する前に、「自分はどうか?」と自問自答することも大切ですね...。

ちなみに、「初心忘れるべからず」ということわざは

「物事に慣れてくると、慢心してしまいがちである。始めた時の新鮮で謙虚な気持ちや

志を忘れてはいけない」との解釈が一般的かと思います。
しかし、このことわざのルーツをたどると、もう少し厳しい意味のようです。

もともと、このことわざは室町時代に能を大成させた世阿弥(ぜあみ)が唱えたそうで...

世阿弥の言う「初心」とは「始めた頃の気持ちや志」すなわち「初志」ではなく、
「芸の未熟さ」つまり初心者の頃の未熟さを折にふれて思い出すことにより
「あのみじめな状態には戻りたくない」と思うことでさらに精進ができる。
そして「そこから向上した今の芸も正しく認識できる」と説いています。

難しい内容になってしまいましたが、昔の偉人のお言葉、私の心にすんなり響いてきました。【感謝】

いよいよ、年の瀬になり、今年も残すところあと少し...

丁度いい機会なので、今年のやり残しの無いよう、一年を振り返り、
良い新年を迎える為に初心に立ち返ってみようと思います。                   C・S

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