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【コラム】『ジョハリの窓』と『自己成長』

2020.11.25

こんにちは、コーディネーターのNです。

先日、資料の整理をしていたところ、私が入社当初に上司からもらった『ジョハリの窓』の資料が出てきて、コーディネーターの業務において『ジョハリの窓』は知っておいた方が良いと説明をされたのを思い出しました。

『ジョハリの窓』とは、人間関係を円滑に改善するために考案された4つのコミュニケーション分析のモデルのことです。


コラム画像1.jpg

(※-1)開放の窓

開放の窓は、自分も他人もよく知っている自分の性格

(※-2)秘密の窓

自分は知っているが他人は気づいていない自分の性格

この領域が大きいと、他者から見ると「何を考えているかわからない」という印象を与えることがあります

(※-3)盲点の窓

自分は気づいていない癖や行動など、しかし他人は気づいている自分の性格

(※-4)未知の窓

この領域は、自分も他人も知らない性格のエリア(成長の可能性大です)


他人とのコミュニケーションを円滑に進めるためには、ジョハリの窓の中で(※-1)開放の窓のエリアを広げることが効果的です。

開放の窓を広げる方法は以下の3つです。


◆自分をさらけ出して、(※-2)秘密の窓を狭くして、(※-1)開放の窓を広げる

自分が思っていることを他人に開示して、他人からの自分に対する理解を深めてもらう

◆フィードバックを経て、自分自身を見つめ直し、自分の盲点に気づき、(※-1)開放の窓を広げる

自分では気づかなかった癖や、長所、短所について積極的にフィードバックを受けることで、自分に対する認識を改める

◆挑戦を経て、新しい自分を発見する

挑戦によって、自分が学んだことは(※-2)秘密の窓になり、挑戦している姿を見て他人が感じとったことは(※-3)盲点の窓になる


コラム画像2.jpg

『ジョハリの窓』は一般的にはコミュニケーション分析モデルとして扱われますが、この4つの窓を能力発揮という視点で考えると、開放の窓を広げることが『自己成長』につながると言えます。


(※-1)開放の窓・・・自分が能力を発揮できる領域

(※-2)秘密の窓・・・他人に知られていない、隠しているので能力は発揮できない領域

(※-3)盲点の窓・・・自分自身が気付いていないので能力は発揮できない領域

(※-4)未知の窓・・・誰も気付いていないので能力は発揮できない領域(潜在能力)


やはり、(※-1)開放の窓を広げることが重要なのです。

私たちには、顕在能力と潜在能力の領域がある、ということは聞いたことがあるかと思います。

この比率は顕在能力が10%で潜在能力が90%とも言われます。

潜在能力が90%もあるわけですから、私たちは多くの能力や可能性を秘めているわけですね。

私は、『ジョハリの窓』の(※-1)開放の窓を広げることによって、自分の潜在能力を引き出すことが『自己成長』への一番の近道だと考えます。

つまり、自分が持っていない能力を身に付けるのではなく、もともと自分が持っている潜在能力を活かす方法を身に付けるということです。

『天才とは1%のひらめきと99%の努力』とも言いますし、誰もが天才に近づける可能性を秘めているはずです。


今年は(※-1)開放の窓を広げ、自分の意見を発言したり、自分から情報発信をしていくということを仕事上の目標として定めています。

1年後に振り返った時に、〔私の開放の窓〕がどのくらい大きくなっているのでしょうか?

自分自身で『自己の成長』が実感できるように頑張りたいと思います。

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