【コラム】日本のクリスマス
今月のコラムは、コーディネーターの齋木が担当します。
年の瀬で皆さんお忙しいと思いますが、今日25日はクリスマスです。
そこで、日本のクリスマスの生い立ちについて調べてみました!
調べたところ約460年前の1552年山口県の教会で日本人信徒を招いて降誕祭(コウタンサイ)のミサを行ったのが、日本で初めてのクリスマスだそうです。
こんなにも昔から有ったのは驚きでした!!
『ここ100年以内の行事だと勝手に思っていましたからね・・・』
その後、日本でクリスマスが受け入れられたのは、1900年に明治屋というデパートが東京銀座に進出してクリスマス商戦が始まったのが大きな契機でした。
1928年頃には朝日新聞に「クリスマスは今や日本の年中行事となり、サンタクロースは立派に日本の子供のものに」と書かれるまでに普及する様になったそうです。
また、子供へのプレゼントの他にクリスマス料理や仮装等も行われるようになりました。
戦時中も前線部隊の食堂で撮られた写真にクリスマスツリーが飾られて映っているなど、戦争中でもクリスマスを祝う若者はいたようです。
戦後からは、街にはクリスマスツリー(イルミネーション)が飾られて、クリスマスソングが流れて、クリスマスケーキが洋菓子店に並ぶといった、現在の見慣れたクリスマスの風景になったそうです。
現在はこんなに日本でも定着したイベントですが、やはり本場のキリスト教圏と比べるとその規模は小さいという事です。
アメリカではこのシーズンにトナカイとサンタクロースの行動を追跡しWeb上に公開している機関も有ります。
※TRACKS SANTA →http://www.noradsanta.org/
皆さんはサンタクロースにどんなクリスマスプレゼントを貰いましたか?
楽しいクリスマスをお過ごしください。