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【コラム】花粉症と食事

  

2023年の花粉飛散は過去10年間の平均の1.5倍量だと予測されています。

今年は例年より早く1月後半から関東を中心にスギ花粉が飛び始め、スギ花粉が終わる頃にはヒノキ花粉が飛び始めます。
また先週4月半ばには花粉症と相まって黄砂が数日間にわたり日本全国に飛来してきました。
アレルギー症状のある方はつらい時期で5月になっても、花粉症の鼻水やくしゃみの症状に悩む方も多いでしょう。
花粉症とは、花粉が粘膜に付着することにより引き起こされるアレルギー反応で今回は、花粉症対策として有効な食事・お茶についてご紹介します。

花粉症の原因の1つは、腸内環境の悪化です。
そのため、腸内バランスを整え、免疫力をアップする発酵食品は、花粉症対策に効果があると言われています。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、善玉菌を増加させることにより腸の粘膜を健康な状態に回復させる作用と、花粉症の原因であるIgE抗体の活動を抑制する作用があるそうです。
また、花粉症の時期は目や鼻、喉などの粘膜が弱るため、ネバネバした食べ物を摂ると効果的で、納豆の摂取は腸内のビフィズス菌を増やし、免疫細胞の活性化を助けます。
みそやしょうゆ、ぬか漬けなど日本独自の発酵食品にも、腸内環境を整える働きがあります。また水溶性食物繊維を多く含んでいる食品、ワカメ・ヒジキなどの海藻類、イモ類も腸の免疫機能を向上させるもので、症状改善が期待できます。
花粉症やその他のアレルギー症状のある方は積極的に食べることをおすすめします。

また毎日飲まれる方も多いお茶は、比較的簡単にできる花粉症対策です。
緑茶には、ポリフェノールが多く含まれています。
ポリフェノールの1つである「カテキン」は吸収力もよく、粘膜を保護する作用があります。
熱湯で入れたお茶を温かいうちに飲むことにより、カテキンの吸収率が高まると言われています。
また、甜茶に含まれる「甜茶ポリフェノール」には、抗炎症作用と抗アレルギー作用があるため、目のかゆみやくしゃみ・鼻水を抑える効果を期待できます。

花粉症は免疫力の低下によってもともと持っているアレルギー反応で引き起こされるもので、決してキャパシティの問題ではないそうです。
食事・お茶を摂取することはもちろん、ストレスをためずに、睡眠をしっかり取って体を十分に休め、健康な状態を保つことも花粉症対策には重要との事。
今後もヒノキ・イネ科・ブタクサなど様々な花粉がピークを迎えまので、是非参考にしてみてください。

Y.S

  

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